園長あいさつ

GREETING

希望に満ちた大きな未来を担う
子どもたちを育む

お子さまが幼稚園入園の時期を迎えられ、どのような幼稚園に我が子を入園させたら良いのか色々と、迷われている事と存じます。

生まれて初めて親の元から離れ、社会生活の第一歩を歩み始める幼児期は、人が人としての大事な基盤が形成される大切な時期です。

この大切な時期に、しっかりとした教育を受けさせる事は親の義務であり、お子さま一人一人に配慮がなされ、肌理細やかな指導と、暖かい愛情のある環境で、笑顔に溢れ、のびのびと生活を送る事ができ、成長していける幼稚園を選ぶ事がご家庭の責任であると思います。大事なのは本当の意味で、「手塩にかける」です。

幼稚園は、自分(家族)以外の人に接する事により、人格の基礎となる他人の存在を認める“思いやりのこころ”を育てます。心の教育が忘れ去られて、物やお金でしか評価できない社会に私たちは、生活しています。だからこそ、しっかりと教育の在り方を考えて、正しい選択をしていくべき時期なのです。


近年、小学校でも30人学級になりました。1人の先生が個々の特性を把握し、教育するには、少人数でないと出来ないのです。当園では、キリスト教精神に基づき、幼児の持っている個々の個性や才能を十分に伸ばすために、教師は、一人ひとりを熟知し、肌理細やかな配慮と指導をしております。全教師が幼児一人ひとりをしっかりと熱視(見る)なければ行き届いた保育と配慮ある教育がなされないとの信念から“少人数制”を導入しております。

又、ただ与える教育ではなく、「なんでだろう」「どうしてかな」と考える力、気付く力、意識して聴く、心にとめて観る、最後までやり遂げる心の育成が以降の成長の大事な基盤となり大切な成長力となります。その力を育む為、思いを尽し、心を尽し、身を尽して全愛隣教師は日々保育に取り組んでおり、“澪漂教育”の確実な実践しております。


幼児期(3歳・4歳・5歳児)の子どもの心は、みんな真っ白なキャンバスです。生活が楽しいと、どんどんと伸びて、ぐんぐん吸収して、ぎゅんぎゅん成長していきます。この時期の“伸びる力”“順応する力”は素晴らしいものです。

この時期を「幼いから楽でいい」という安易な選択でなく、(この時期だからこそ)「幼い時だからこそ」お家の方との時間を共有し共感して欲しいとの願いから幼稚園まで一緒に登降園して頂いております。せっかく、四季のある日本に

居るのですから、四季を感じ季節の移り変わりを親子で同じ時間に共感して欲しいと考えてバスは使用していません。通園バスでは折角のチャンスを逃してしまう事になりかねません。又、登園時は担任が、お子さまお一人お一人お預かりします。降園時も、お子さまお一人お一人のその日の保育中のあったエピソードを毎日お話ししてお返ししております。当園はご家庭と園(教師)との連携を大切にしながら、お子さまの健やかな成長を目指しております。


“希望に満ちあふれ、自らの力で大きく羽ばたける力を持ち、他者を思いやる優しい心をもった”誠実にして良識のある人格形成教育と、キリスト教精神に基づく愛隣幼稚園の独自の保育(澪漂教育)の大切さをご理解いただくと共に、大切なお子さまを私たちと共に愛しみ、優しく、確実に育ていきたいと心より願っております。


園長 飯野 憲一

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愛隣幼稚園

東京都世田谷区新町2丁目7-8

TEL 03-3420-0638